沈黙の圧力
最近熱烈交際中のEちゃんとお互い後厄ということで
大国魂神社へ厄払いへ。既に半年ほど経ってはいるが
やらないよりはマシだろう。
本厄のときは高幡不動へ行ったが
銀行よりも事務的に「何をお願いしたいですか〜?」と聞かれ
ディズニーランドよりも混んでいるお堂で「その他の人もなんとかなるよ」的な
厄よけをされ、また府中市役所よりよっぽど愛想の悪い窓口で
「名前を確認してください」とお札をぽろーんと渡された。
そんな記憶があったのだが、大国魂では、さすが今更厄払いをする人も
いないのか受付窓口へ行くと、府中市役所程度には愛想の良いお姉さんが
「ここに住所等々お書き下さい」と言ってくれ、待つこともなく
神社のなかへ。薫風がさらりと流れ込む気持ちの良い畳部屋にEちゃんと座す。
たまたま、お宮参りの軍団と一緒なので、負け犬軍団は端っこのほうへ。
※宮参り軍団は割と若くない夫婦、顔から判断して嫁側の母親、
婿側の両親だ。嫁側母が赤ん坊をだっこして離さないのが気になる。
どっちがだっこするか、とか面倒そうだ。まぁいい。
ものすごく男前の神主が登場。新撰組!で山南さんをやった俳優に
そっくりだ。今調べたら「堺雅人」というらしい。
こんな顔だ→http://www.tanabe-agency.co.jp/talent/sakai_masato/
それだけで高幡不動よりも相当得をした気になる。
名前も読み上げてお祓いしてくれるし、金払っただけのことはあるな。
最後に榊を奉納する。奉納の儀式は二礼二拍手一礼である。
はしっこに座っていたオイラ達も前の台のところへ進み出る。
宮参り軍団代表からは婿(赤ん坊父)だ。すなわち、
負け犬K、負け犬E、お父さんという編成の後ろに嫁、
嫁母(赤ん坊)、婿両親のような編成。
儀式は皆揃ってやる。「では」と山南くんに言われて
風がさらさら吹いているだけのぴーんと張った空気。
それで関係ない宮参り軍団と二礼二拍手一礼。
たまらない踊らされている感。
イカンイカンと思いながらも笑いがこみ上げる。
ふるふるしつつお祓い終了。以前にひいばあちゃんの法事で
全員で木魚をたたかされたとき以来の踊らされている感だった。
お祓いお疲れさまでしたセットのようなものが手渡される。
やたらに色々入っていて、これもまた「厄払いなら、大国魂ね」と
思わせる。赤字に黒ガラスの御守りも結構かっこいい。
その他、おふだ、御神酒、お米、お菓子など。
なかなか良いでない。
さぁて、ということでオイラ達は東京競馬場へ
吸い込まれていった。んで、厄払いと必勝祈願は
違ったことがわかりましたとさ。