引越屋と執事

パソコンが新しくなった。
セクハラ社長の思い付きだ。何か起こる前に新しくするぞ、と
言ったと思ったら、次の瞬間には買っていた。


ということで旧パソコンから新パソコンへお引越しだ。
週明けに会社に来るとデスクトップに「引越便2006」と書いた
トラックのアイコンがスタンバっている。
これもセクハラのしたことらしい。さすが用務員。


ところがこの引越屋どうも中途半端な業者?らしく
新パソコンで微妙な不具合が起こる。
日本語入力がIMEとATOKでパカパカ変わるし
(オイラはIMEは嫌いさ)、ワードは入れなおせと
言われるし(元々新パソコンには入っていたのに)、
なんだかなんだかだ。メールなんぞはそのまま移動したので
楽チンだったが、微妙なツメの甘さが漂う。
旧パソコンが懐かしい。


また、新パソコンになってウィルス対策ノートン
加わった。


このソフトときたら早速一言の断りもなしにネットワークから
他のパソコンを見られなくしやがった(ファイヤーウォール
とかいうのの設定だった)。ネットワークのセクハラ社長他の
パソコンには相当待たせた挙句に「不明」と出るのだ。
せめて「ファイアーウォールを設定しているため、
LANで接続されているパソコンも参照できません」と
でもひとこと言って欲しいものだ。


まるで過保護な執事が「お嬢様にはセクハラ社長やトミーなんていう
お友達はおりません、少なくともノートンは存じておりません」
とでも言っているようだ。


またこの執事ときたら、必要なことは言わないくせに
やたらに「○○は正常です」「××は害がないことを確認しました」と
我が手柄をアピールしてくる。


「お嬢様、こちらの道には怪しいものはおりませんでした
安心してお通りください」「こちらの本はお嬢様のお勉強に
とてもよろしいかと思います、このノートンが保障いたします」てか。


お嬢様「・・・・」


うまくやっていけるのか。この過保護な執事と。