のぼり反対

夏も終わりに近づいた府中の町をチャリ通勤。
ロンドンにも負けぬさわやかさだ。
甲州街道を走るのが最も近いコースだが、そんなことはしない。
桜通り→ケヤキ並木がいつものコースだ。


さわやかにチャリを暴走していると
まずはハタハタとスーパー山崎ののぼりが目に入る。
いつものことだが目障りだ。


舌打ちして通り過ぎると次はケヤキ並木と甲州街道
交差するところにある二件の携帯ショップののぼり。
いつものことだが目障りだ。


そして、極めつけが駅前の「防犯パトロール実施中」という
蛍光緑色ののぼり。自然な緑の中に不自然な黄緑ののぼり。
せめて防犯パトロールしているおっさんの着衣くらいに
とどめて欲しい。


日本人はのぼりが好きだ。
目立とうとするとどうものぼりを立ててしまうらしい。
マング王国でも河川敷のきれいな並木に「交通事故注意」という
蛍光色ののぼりが等間隔に立っていたことを思い出した。台無し。


府中市長にのぼり禁止条例でも嘆願しようかなぁ、と強く思う
会社の駐輪場へ入るオイラの目に、木曽路の「マツタケ祭り」のぼりが
飛び込んでくるのだった・・。