かたよる弁当
かもめ食堂におにぎりがでていたので
俄然喰いたくなり、でかいやつを4つも作って
一日中おにぎりを食べていた。
梅、おかか昆布、シャケ(フレーク)、明太子。
うまくできた。握力が強いせいかやや固いが。
祖母マサコが作ってくれるおにぎりは何故かうすっぺらく
母ヨーコが作ってくれるおにぎりはマルッとしていた。
オイラが作るおにぎりは二人の間くらいか?
オイラの子供のころの弁当と言えば
母ヨーコのマルッとしたおにぎりを3つと
キュウリとチーズを楊枝で交互にさしたもの、プチトマト、
タコウインナー、ウサギリンゴと決まっていた。
おにぎりはアルミに包まれて別添となっているが、
この残りのメンバーがかなり偏る。もともとギュウギュウに
詰められることに向いていないメンバーだ。
んで後々気がついたが、おにぎりがあるっていったって
残りのメンバーおかしくね?つまみだよ、ね、ウイスキーとかの。
高校生くらいのときに、遂に自分で弁当を作ってみたが
その際に弟の分も作ってやったら、
「今日の弁当は良かった、つまっていた」と賞賛された。
やはり弟も偏りに悩まされていたのだ。