ほのぼの

記念すべき初骨折を写メにでも収めるべく
整形外科医へ行ってきた。


9時半に予約をしたが、呼ばれたのは10時半。
予約意味ねぇじゃん。


痛い場所を医者に告げると
「肋骨かもね」と言われ2分くらいで
レントゲン室へ回され写真を持って
また待機、次に呼ばれたのは11時。


例のすかして見られる台(なんというかわからん)に
我が骨の写真があり、肋骨あたりに竹の節のような見事な
亀裂が・・キターーー!見事な骨折。
っと良くみたら背骨が透けてるだけやん。
「きれいな骨ですね」と褒められて大変を気を良くした。


骨イッちゃってませんでした・・・お騒がせしてすみません。


あまりに久しぶりに目医者以外の医者へ行ったので
待ち時間はずっと人を観察してしまった。


不思議なことに待っている人は誰一人、本を読んでいない
老人ばかり。歳をとると考えることがいっぱいあるのかしらん。
まったく他人かと思ったおじいちゃんとおばあちゃんが
夫婦とわかったのは、二人を最初に見てから1時間後であった。
おばあちゃんもオイラよろしく2分くらいで診察室から出てきて
「レントゲンだって」って付き添いのおじいちゃんに言って
ヨチヨチレントゲン室へ。


帰って来たら「背中が痛いから背中撮ってもらった」とか。
するとおじいちゃんがいきなり怒り出して
「お前、今日は足がいてぇっつうから病院へ来たんだろう」
「えっそうだっけ?」とおばあちゃん。
今度はおじいちゃんと二人で診察室へ入って
二人で手をつないでヨチヨチレントゲン室へ。
なんじゃこりゃ?


ソノイリョウヒモオイラタチノゼイキンとも思うがなんだかほのぼの。


そうしているうちに救急車でリアル通風のおじいちゃんが
運び込まれて「痛くない痛くない、病院で痛がっちゃだめだ、
だめだ、でも痛い痛い痛いの飛んでけ」とかブツクサブツクサ。
隣でおばあちゃんが「痛いのに我慢しちゃって男って本当にバカ」とか
悪態をついている。


ソノイリョウヒモオイラタチノゼイキンとも思うがなんだかほのぼの。
病院ておもろいな〜。