5Aの夏

灼熱だ。真夏だ。蒸し暑い。
日本の夏、キンチョウの夏だ。

しかし、すでに夏休みをとってしまったので
どうも気分は秋だ。気温と気分のギャップに悩む
オイラであった。

それと暑いって言ったって、冷房完備の家、電車、会社、
暑いのなんて、出勤のときくらいか。いい身分になったものだ。

大学時代は冷房のない部屋に住んでいた。
しかも電気容量が5A（アンペア）だった。あの時代にあっても
5Aというのは容量が少ない。つまり冷房は容量的につけられない部屋だったのだ。
なんせ、オーブントースター１つでブレーカーが落ちていたからな
（冷蔵庫のコンセントまで抜かないといけない）。

大学1年の夏は猛烈に暑い夏で、防犯もくそもなく
窓を開け放って寝ていたが、それでも暑くて目が覚める。
リフォームをして、和室風のくせにフローリングだったので
起きて部屋の中に打ち水（や氷）をしていた。
無論それでも朝にはすっかり乾いている（床もオイラも）。
終いには、冷蔵庫に足を突っ込んで寝ていたので
省エネなんだか、省エネじゃないんだか訳のわからない状況だった。

それにくらべりゃ、秋感があっても仕方ねーか、ちゅう気もしつつ
本日は夏感を取り戻すためにビアガーデンへ（？）決して単に飲みたいだけじゃ・・