またであう

例のうどんショックのマブだちの演奏会を聴きに行った。
マブはトランペットの演奏者なのだ。


ヤツと出会ったのは中学生のときだ。
我等の中学は吹奏楽部が全国金賞という名門だった。
全校集会でヤツがトランペットをソロで吹いたときは
衝撃を受けた。オイラは音楽のことはよく判らないが
"はじめ人間ギャートルズ"の如く、音が物体となって
直線状に飛んでいるかんじだった。


で、中学校卒業以来はじめて演奏を聴いた。
ソシタラ、直線状に飛んでいた音はまろやかで
なまめかしい印象に変わっていた。ちゃんと
プロになっているヤツの姿にオイラも奮い立つものがあった。


ヤツがトランペットをやろうと思ったのは
1984年のロサンゼルスオリンピックのファンファーレを
聴いたときだそうだ(ちなみに開幕したのがオイラの誕生日だったので
よく覚えている)オイラは1986年に起こったチェルノブイリの事故
から環境問題をぼんやり意識し始めた。同時期に思い立ち
それからこんにち・・ヤツはトランペットの演奏者になり
オイラは環境問題に関わる仕事に就いた。聴きながらそんなことを思って
感慨深かった。アホみたいにずっとやってきたわけだ。


逢って呑んで話すたびに原点に帰れる。これからもよろしく
おねがいします、と言いたい。


え?暑苦しい?失礼しました(笑)