ひのはら画伯

友達が亡くなった。


そんな詩を書いている人がいた。
その詩はシンプルな言葉で訥々と つづられていた。
生きていることはごはんを食べること。
学校へ行くこと。友達と別れること。
悲しいこと。楽しいこと。


素人が書いた詩に、著名人が詩からイメージする絵や作品を
作るという展示会が開催されているらしい。
その中の一人として名を連ねるひのはらしげあき。
“ほっこり”(けっ)した生き方指南みたいな爺さんだ。
しょこたんとかいう女性タレントも名を連ねている。


ちなみにしょこたんとか言う人、漫画家?
漫画うますぎるんですけれど。


話がそれた、話はひのはらだ。
冒頭の素敵な詩からイメージを受けて絵を描いたのがひのはら画伯だが
何か・・・その・・・人間ようのものが赤く塗られている。
本人曰く「私は心臓のことをずっとやってきたので、生きること、それは
血液が巡るということで人の中を赤く塗ってみました」って・・いうけどさ、
そこに現れた絵はどう考えても通り魔にあってグサと
やられた人・・さらに、右上に何か・・・その・・・
心電図的なモノが・・・通り魔にやられた人から電波が出ているように
しかみえません・・残念ながら・・・


画伯曰く、脈打つということを端的に表したものらしいのだが、
ぶっちゃけ台無しです。詩が。主催しているNHKのHPで画伯の
絵を確認しようとしたが、やはり、というか、掲載はされていないだった。