キャプテン キヨヂ (伊香保その1)

今週末は祖父母のエメラルド婚(結婚55周年記念)のため
かなり前から日程が押さえられ伊香保へ親族が集結した。


オイラは前日の酒とひどい顔を引きずって
埼玉の母さんのところへ行き、一路マング王国へ。
途中で祖父へ電話を入れ、12時半ごろつく旨を告げる。
すると、母の末妹(母は三姉妹の長女)夫婦が来ているので
着いたら一緒に回転寿司へ行くように言われる。


なぜ、回転寿司指定なのかよく判らないが
1時少し前に着くと、遅いと文句を言われ、追い出されるように
言われるがままに回転寿司へ、2時までに戻ってくるように言われた。
しかしながら、2時を少し回って帰ると祖父母が外で待っている。


祖父は着替えたいという叔母のことを無視し
トイレに行きたいと涙目の叔父(=英国人)のことを無視し
強制的に伊香保へ向けて出発させる。


軍隊状態・・司令官はもちろんキャプテンキヨヂ(祖父)だ。


そして宿へ着くと写真屋に記念撮影をしてもらい
なぜか主賓のはずのキヨヂが部屋割りやら、食事の時間を
宿の人と打ち合わせし、その後、各部屋を全員でぞろぞろ見てまわり、
やっと各部屋へ。茶を飲んでいるとなぜかまたキヨヂが
着替えもせずに部屋へやってきて「で、マッサージは?」と注文をとっている。
フットワークが軽すぎる。カリスマ老人だ。


オイラの母さんも「マッサージすると寝ちゃうからいいよ」とか
普通に答えている。え?そういうこと?お前が動けよ・・いやオイラか。


その後、キヨヂは叔父(=英国人)と風呂へ向かってくれたので
少し安心したのだった。


(続く)