だいがんでん

オイラの一族は悲しいほどに顔がでかい。
お盆に実家帰ったらいとこの彼氏が遊びに来ていたが
顔の小さな男で、オイラの一族は並んでいるのに
遠近法状態だ(泣)


いとこは一族の中では小顔であるが
顔の小さな彼氏といるとそれでも大きく見えるのが悩みだとか。
ヤツは一族の中では自分は小顔であることを自覚していたわけだ。フン。


また足が短いのも特徴だ。顔がでかくて足が短い。
もはや着物でも着ているしかない一族・・。
以前に社長が「“細長い”って言葉はあるけど、
“太短い”って言葉はないよねー」「ボクなんかの足は
太短くて、短パンをはくとムチムチしちゃって」と
言っていたときは入社以来一番の親近感を感じた。


母親が「ママだいがんでんだから」とよく言っていたので
“だいがんでん”というのは一般的な言葉かと思っていたが
漢字に変換しようとしたらでない。ネットで「だいがんでん」を
ひいてみたら、1件も(!)ヒットしない。
母親の造語だったのか?オイラの中では「大顔田」と変換されていたのだが。


「だいがんでん」


これほど顔デカの民にボディーブローをくらわせることばはない。
母親の造語だとしたら、かなり自虐的だ。
身体をはったギャグだ。さすがだ。そしてアホだ。


いとこには是非とも小顔の彼氏と仲良くしてもらって
少しでも「しょうがん」の方向へ我が一族を導いて欲しい。頼んだぞ。