犬猫

犬猫なる映画をみにいった。
ものすごく評判が良いらしいが、ソコソコな印象。


ムーちゃんという黒猫が登場するが、そのネコを主人公が
「ムーちゃん、ムーちゃん。おばかちゃん、おばかちゃん。」と
呼んでいるシーンがあった。


祖母の家で「ニケ」(三毛猫ならぬ2色猫のため)なる猫を
飼っていたが、祖母は「ニーちゃん、ニーちゃん」が
「ナーちゃん、ナーちゃん」に変化し、終いには「ナーナーや」に
なっていた。これでは猫の方も誰のことを呼んでいるのか
わからなくなるのでは・・・・。


そもそも犬は呼ばれるとアホヅラこいて近づいてくる。
猫は腹が減っていると呼んでもいないのに、スリスリするくせに
腹が一杯になったら、シカトすることすらある。もしかすると
呼ばれていてもあんまり認識していないのかもしれない。


大体猫を呼ぶとき人は猫なで声になるので、それが猫の鳴き声と
類似して、猫語に近づいたときに「ナーナーや」に対して
「ニャー(はい)」と返事をするのかもしれない。


果たして祖母の「ナーナーや」はニケにはなんと聞こえているのだろう。
「シカトぶっこいてんじゃねーぞ、いい加減猫鍋にするぞゴルァ」
だったりして。ばーちゃん・・・。